和痛分娩と無痛分娩ってどう違うの?
出産中の陣痛の痛みを和らげる「無痛分娩」ですが、様々な言い方や言い回しもあります。
全てが微妙にニュアンスが違ったり、病院によって言い方が変わったりしますので、まずは医師とパートナーと自分の3人の中で認識をすり合わせていくことが大事です。
ここでは一般的な言い回しを含めてご紹介をしていきます。
ただ、基本的には
- 無痛分娩
- 和痛分娩
- 麻酔分娩
この三つは基本的に「出産中の陣痛の痛みを和らげる」という点では一緒です。
明確な取り決めはありません
語感から想像できることですが、
「無痛分娩」=「痛みがほぼない出産」
「和痛分娩」=「痛みが和らぐ出産」
というイメージを持たれる方も多いのではないでしょうか。
無痛分娩の言い回しの方が痛みが限りなく無いように思えますよね。
ただ、厳密に言うと和痛分娩と無痛分娩に明確な線引きはされておらず、医学的にも明確な規定はありません。
なので、和痛分娩と無痛分娩はただの言い方の違いだけ。なのです。
とはいっても、語感からのイメージが「無痛分娩」=「痛みがほぼない出産」と「和痛分娩」=「痛みが和らぐ出産」というところで認識の差が出てきてしまっているようです。
一番注意しなければならない事
基本的には一緒の意味である和痛分娩と無痛分娩ですが、最も注意しなくてはならないのが「完全に痛みが無くなるわけではない」という事です。
特に「無痛分娩」という言い回しにおいては、完全に痛みが無いように思えるような認識をされている方が多いように見受けられますが、実際ちゃんと痛いです。
そこをしっかりと頭の中に入れておきましょう。