無痛分娩のデメリットとリスク。妊婦が必ず知っておくべき事は。
必ず知っておくべき無痛分娩のデメリットとリスク
出産時に痛みを感じない無痛分娩は非常に多くのメリットがありますが、もちろんメリットだけではありません。
デメリットもしっかりとありますので、これから出産を控えた無痛分娩を希望される方はもちろん、すべての妊婦さんもこのデメリットについてはしっかりと知っておきましょう。
今回はその無痛分娩のデメリットとリスクについてご紹介していきます。
このメリットとデメリットをしっかりと認識したうえで判断しましょう。
デメリットその1 極まれに頭痛や下半身のしびれが起こる
あくまで麻酔を打つので麻酔自体のデメリットである「頭痛や下半身のしびれ」が極々稀にあると言われています。
「極々稀」ですので気にしなくても良いかもしれませんが、事実は事実であるのでしっかりと認識しておきましょう。
デメリットその2 費用が高くなる
費用という問題も大きなデメリットでしょう。
費用が自然分娩と比較して高くなるのです。
通常の自然分娩+2-3万円程度プラスされるようです。
場合によっては10数万かかる事もありますので、必ず事前にお医者さんに確認しておきましょう。
出産時には何かと費用がかかるものですので、このぐらいかかると頭に入れておきましょう。
デメリットその3 周りの理解が浅いこと
これも地味に大事です。
日本はまだまだ「お腹痛めて産んだ赤ちゃん」というのが美談になる傾向があります。
お腹を痛めていようがいまいが生まれてきた赤ちゃんへの愛情が変わるはずもなく、全くの無関係ではあります・・・
・・・が、まだ日本ではそのような認識が広まっておらず、周囲に痛みから逃げたと思われてしまう事もあります。
非常に残念な事ですが実際に色々と言われたという方も結構いるそうです。
また、母親や義母から自然分娩を強く勧められる場合もあります。
そうなってしまうと妊娠中に母親や義母を説得せざるを得ない場合もありますので負担になる可能性もあります。
早く日本でこの無痛分娩が浸透していってほしいですね。
吸引分娩or鉗子分娩の可能性があがる
麻酔をしているため、いつどのタイミングで「いきむ」のかがわからない可能性があります。
このような場合、タイミングが中々とれず出産が長引いてしまい吸引分娩もしくは鉗子分娩の可能性があがるといわれています。
吸引分娩もしくは鉗子分娩の場合、赤ちゃんの顔に傷を付けてしまう可能性があります。
頻度がそんなにあるわけではありませんが、起こり得るデメリットとして認識しておきましょう。
このように無痛分娩のデメリットとリスクは
- 極まれに頭痛や下半身のしびれが起こる
- 費用が高くなる
- 周りの理解が浅い
- 吸引分娩or鉗子分娩の可能性があがる
等、少なからずありますのでしっかりと知っておきましょう。
また、不安な事があれば必ず医師に相談して解消するようにしてくださいね。