日本で無痛分娩を選択する割合はどのくらい?
海外ではなんと80%もの割合の方が無痛分娩を選択すると言われるほど、高い普及率を誇る無痛分娩ですが、日本ではいったいどのくらいの割合で普及しているのでしょうか。
その前にそもそも海外では約150年の歴史を誇る無痛分娩ですので、まず歴史が長く認知率も含めて非常に高い傾向があります。
この長い歴史と高い認知率、そして痛みに耐える必要はないという女性の認識の高さが相まって80%という高い普及率を誇っているのです。
日本は低い認知率と浅い歴史
日本では「お産は痛みを伴うもので、痛みを耐えてこそ子供に愛着がわく」という考えが頭にこびりついている民族と言えます。
その考えのの良し悪しや是非はおいておいて、この考えが日本における無痛分娩の普及を大きく妨げているのです。
更には、日本ではここ数十年でやっと無痛分娩の方法や考えが広まってきており、まだまだ低い認知率と浅い歴史となっているのです。
日本の無痛分娩の普及率・割合は「約3%」
そう、日本の無痛分娩の普及率・割合は「約3%」と言われています。
欧米の80%と比べると非常に低い普及率ですが、今現在の日本ではこの割合は右肩上がりで伸びてきています。
晩婚化による高齢出産が増え、身体に負担をかけないように無痛分娩を選択する方が増えていくだろうと予測されるからです。
更には、芸能人や有名人・タレントの方々が無痛分娩を選択し、公表することも多くなってきており認知率も非常に上がってきています。
近いうちにはこういった状況の変化に伴って10%以上の普及は見込まれるだろうと予測しています。