分娩の最中に母親が死ぬ可能性は?
出産は生死を伴うものです。
医療が発達した現代ならまだしも、かつては分娩の最中に母親が死亡する可能性が非常に高かったことでしょう。
むろん現代でも絶対に安全だとは言い切れません。
年に数件は発生しているのです。
このことが出産前の女性に不安として大きく感じる方も多いのは事実です。
中には「出産恐怖症」という症状にかかってしまう方もいると言われています。
今回はそんな分娩で母親が死亡する可能性はあるのかどうか調べてみました。
日本の場合、10万件に〇件の分娩中の死亡が発生
言わずもがな、日本の医療水準は世界トップクラスといって良いでしょう。
分野によっては世界最高といっても差し支えありません。
そのため、妊婦の分娩中の死亡事故発生件数は
10万件に約7件の割合です。
パーセントに置き換えると「0.007%」です。
人を産むという壮大な分娩でたったの0.007%しか可能性がないのです。
しかもこれには相当な高齢出産の場合や重度の合併症のまま分娩に臨んでいる方々も含まれての数値です。
ほぼ安全と言い切っていいでしょう。
とはいっても
とはいっても、そもそも分娩で母親が死亡する可能性自体はあり得るので一定の覚悟は必要です。
不安は誰でも持つものです。
それらを一人で抱え込まない事がなんといっても大事なのです。
不安だったら誰かに相談しましょう。
先輩ママでも、親でも、もちろんパートナーでも誰でもオッケーです。
不安は誰かとシェアして薄めてしまいましょう。