先輩ママの無痛分娩体験記 「38歳 横浜在住 初めてのお産は無痛分娩」
ここではこれから出産を控えた妊婦さんへ無痛分娩を経験した先輩ママの体験談をご紹介していきます。
第一回は38歳で初めての出産を経験された横浜在住の方からの体験談・体験記です。
高齢出産を控えて不安ばかりの日々
34歳で職場の一つ上の男性と結婚し、かねてからの2人の希望であった子供の為、結婚してすぐに妊活を始めました。
旦那もかなり協力的だったのですが、中々子宝に恵まれず産婦人科に行ってみると私が子供が出来にくい体質(子宮内膜症)だったらしく、不妊治療をすぐに開始しました。
約3年間の不妊治療の末、待望の妊娠が発覚し、夫婦ともに泣いて喜んだのを覚えています。
そこからの経過も頗る順調で、あとは出産を待つだけとなった時、初めてのお産、そして自分が高齢出産であるという事に非常に不安になってしまいました。
ちゃんと産めるのかな・・・という不安で情緒不安定になってしまい、しっかりと眠ることができず、不眠に悩んでしまうようになってしまったのです。
極めつけは、そんな時に家に遊びに来てくれた出産の経験をしている友人たちの話を聞いた事です。
「めちゃくちゃ痛かった」
「死ぬほど痛い・・・」
という事を冗談交じりに笑いながら話していたのですが、不安で不安でたまらなかった私にとっては更なる「痛みへの不安」を駆り立てる言葉だったのです。
そんな時、相談に乗ってくれたのは産婦人科の先生でした。
高齢出産で不安になっていて、さらに陣痛への不安でいっぱいいっぱいになっている先生がおススメしてくれたのが「無痛分娩」だったのです。
まずは痛みがほぼ無いという大きなメリットがある事、デメリット・リスクはほとんどない事、体力の消耗が少ない事などをゆっくり丁寧に教えてくれました。
先生の話が終わる頃には、自分の中では無痛分娩で出産することを決めていました(笑)
不安な私にとって、まさに濡れ手に粟の情報でしたし、何よりも費用が自然分娩にプラス3万円程度だったので旦那に相談なしでその場で決めてしまいました。
当日はスムーズ過ぎてびっくり
陣痛が始まって出産まで、医師の方の丁寧な麻投薬のおかげで、本当に「無痛」でした。
(お産の後に麻酔が切れたときちょっと痛かったですが・・・)
いわゆるいきむポイントも横にいた助産師の方がしっかりと教えてくれるので、しっかりといきむことも、出産の瞬間もしっかりと自分の目で見ることが出来ました。
え?出産てこんなに簡単なの・・・?
と思うぐらい当日はスムーズで、出産後も普通に旦那と大きな声で話していてお互いの両親がびっくりしていたのを覚えています。
私のように高齢出産で不安に駆られている人はとーーっても多いと思います。
無痛分娩はそんな方にこそ、お勧めできる出産ではないでしょうか。
人によって考えは色々あると思いますが、「子供への愛情はお腹を痛めたかどうかは関係ありませんよ!!」